無印良品のモノづくりプロジェクト

様々な商品を取り扱っている無印良品では、商品の開発を行う際にお客様の声を参考にしてモノづくりに励んでいます。取り扱う商品ごとにそれぞれプロジェクトを組んで、使用する側の意見を充分に取り入れて無印良品に役立てています。『こんな商品があればいいのにな』または『こうなったらもっと良いのにな』などの意見に耳を傾けて、商品開発だけでなく改良にも力を入れていくプロジェクトになります。お客様からの要望は『生活している生の声』という面だけを意識するのではなくて、逆に無印良品側からのアプローチによって、より良い意見をお客様から引き出す事も実施しています。無印良品における様々なプロジェクトチームが、直接お客様の生活を観察そして研究させて頂き、その上でより快適な生活空間を生み出す為の議論を交わす事もあります。

それから、昔から伝えられてきた歴史ある物に対して、その本当の良さを検証した上で見直しを計り、伝統の良さを充分に活かした商品開発にも力を入れています。この様な動きは、何も日本に対象を絞った話ではなくて、諸外国にある伝統の中にも、自分たちの生活に何か役に立つ要素が隠れているのであれば、検証を行い役立てられる様に改良していきます。

また無印良品が実施しているmamaMUJIにおいて、『子供の持ち物』という題目のモニター会を開催しました。これは普段子供達が使用しているハンカチやレッスンバッグ、それから上履き入れなど様々なアイテム一つ一つに対して、ママからの目線で細やかな意見を取り入れる様に心掛けています。それ以外にも沢山のカテゴリー『みんなのインナー・みんなのかばん・みんなの家具づくり・キッチンMUJI・みんなの文房具etc』が存在していて、各カテゴリーにおいて様々な試みを行っています。

それから、空想無印においては『欲しい無印良品を提案するサイト』が作られていて、無印良品で是非とも作成して欲しい商品を消費者サイドから投稿する事が出来るシステムで運営しています。これは厳密に言えば無印良品が直接運営を行っている訳ではありませんが、商品の開発には無印良品が深く係わっています。

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